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MDI(Multiple Document Interface)

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-20

アプリが大きなフレームウィンドウを一つ持ち、開いた文書がすべてその内側に閉じ込められた子ウィンドウになる方式。各々が自分のタイトルバーと最小化ボタンを持ち、「ウィンドウ」メニューに「重ねて表示」がある。

Microsoftは1987年のWindows 2.0でこのモデルを導入し、最初に載せたのがExcelだった。スプレッドシートはExcelの窓の中で動かし、重ね、アイコン化できたが、デスクトップへ引き出すことはできない。IBMは1989年にCUAへ明記し、Win32ではMDICLIENTという独自のウィンドウクラスとWM_MDICREATEなどのメッセージ、子の番号付き一覧と「重ねて表示」「並べて表示」を自動描画するメニューになった。最小化した文書はフレーム下端の小アイコンになる。複数文書のアプリがタスクバーボタンとメニューバーを一つで済ませられ、省メモリで実装も楽だった。

Macintoshには相当するものがない。メニューバーが窓ではなくアプリのものなので、各文書が何も失わずに独立した窓になれたからだ。Microsoft自身もWindows 95のガイドラインでMDIを勧めず、Word 2000で文書ごとに1ウィンドウへ移った。子ウィンドウの後継はタブで、OperaはタブバーをMDIアプリとして作り、FirefoxとInternet Explorerが続くと、エディターからターミナルまでタブが標準になった。Qtには今もQMdiAreaがあり、ペイントソフトやIDEの一部は使い続けている。

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