タイリングウィンドウマネージャ
ウィンドウを重ねずに並べて配置し、操作はキーボードに任せるウィンドウマネージャ。
発想自体は、それが反発する「重なるウィンドウ」より古い。Xerox PARCの研究システムはウィンドウをタイル状に並べていたし、1985年のWindows 1.0も事実上重なりを許さなかった。X11の世界では、マウスでウィンドウを動かし回すのにうんざりしたプログラマが、あえて選ぶ方式として復活した。
ratpoison(2000年)とwmiiが下地を作り、suckless の dwm(2006年)はC言語で数千行あれば実現できることを示し、xmonad(2007年)はHaskellで設定する方式を取り、2009年登場のi3が入門の定番になった。共通点は、画面が自動で分割されること、すべての操作にキー割り当てがあること、そしてウィンドウの縁をドラッグして時間を無駄にしないことだ。Waylandでは Sway が同じ役割を担う。