IT用語集 › インフラ › X11R4

X11R4

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-23
詳細情報
開発元
MIT X Consortium
発表年
1989
種類
X Window Systemのリリース
前身
X11R3
後継
X11R5

1989年12月、X11に「作法」を与えたリリース。ICCCM、XDMCP、Shape拡張、クッキーによるアクセス制御、標準ウィンドウマネージャtwmが揃った。

MIT X Consortiumは1988年1月に発足し、その年のうちに2つのリリースを急ぎ足で出した。R4はそれと違って丸1年をかけており、その差は内容に表れている。目玉は描画よりも秩序だった。ICCCM 1.0がクライアントとウィンドウマネージャの対話方法を定め、XDMCPによりXターミナルがネットワーク越しにログインを要求できるようになった。MIT-MAGIC-COOKIE-1とxauthは、マシン全体を信用するxhostに代わってユーザー単位の秘密を導入し、Shape拡張は初めて矩形でないウィンドウを可能にした。Xt Intrinsicsにはvarargs呼び出しが加わり、uwmは廃止されてtwmに置き換わった。

サーバーも目に見えて高速になったが、多くのユーザーが気づいたのはそこだけだった。R4はワークステーションメーカーがその後数年にわたり土台としたバージョンで、WM_DELETE_WINDOWから.Xauthorityファイルまで、その作法の多くが今も使われている。次のX11R5が出るのは1991年である。

← 用語集に戻る