twm
X11の標準ウィンドウマネージャとして配布され、多くのUnixユーザーが初めて目にしたグラフィカルなデスクトップとなったもの。
twmは1987年にTom LaStrangeが書いた。名前は当初「Tom's Window Manager」で、のちに「Tab Window Manager」と言い換えられた。1989年のX11R4からMITのリファレンス配布物に含まれ、設計の出来とは関係なく広く行き渡った。平らなタイトルバー、アイコンマネージャ、プレーンテキストの .twmrc で設定するメニューを備えていた。
twmはクライアントウィンドウの周りに自前の枠を描く「リペアレンティング」の初期の採用例でもある。vtwm、tvtwm、のちのfvwmはいずれもこのコードへのパッチとして始まった。いまもX.Orgに同梱され、デスクトップ環境の起動に失敗したときの代替として現れる。多くの人にとって、twmと出会うのはそのときだけだろう。