仮想デスクトップ
切り替えて使える複数のデスクトップ面。作業ごとのウィンドウが一か所に山積みにならずに済む。
発想は1986年の研究プロジェクト「Rooms」(Xerox PARCのオースティン・ヘンダーソンとスチュアート・カード)に遡る。作業は文脈ごとに行われ、各文脈には専用のウィンドウ群があるべきだという考えだ。Unixは早くからこれを取り入れた。twmの派生であるvtwmやtvtwmは画面より大きなデスクトップを提供し、fvwmのページャは全ワークスペースの地図を示した。CDEは標準で四つのワークスペースを備えていた。
大手の商用システムは腰が重かった。macOSにSpacesが入ったのは2007年、Windowsが標準の仮想デスクトップを得たのは2015年のWindows 10で、Roomsから30年近く後のことだ。