X11R1
詳細情報
- 作者
- MITとDEC
- 公開
- 1987年
- 種別
- X Window Systemのリリース
- 前身
- X10
- 後継
- X11R2
1987年9月に出たXバージョン11の最初のリリース。以後変わっていないプロトコルと、DECのパロアルトで書かれたサーバを収めていた。
X10はMITの外へ広がったが、全体を壊さずには変えられない設計判断を抱えていた。ボブ・シェイフラーとジム・ゲティスは1986〜87年にプロトコルを設計し直し、新しいことをした。草稿をxpertメーリングリストに流し、まだ顧客ではないベンダーにも読んで異議を唱えさせたのだ。結果は、ポリシーを取り除き、ウィンドウマネージャを普通のクライアントにした、長持ちさせるためのプロトコルだった。同梱のサンプルサーバを書いたのはMITではなくDECのWestern Software Laboratoryで、フィル・カールトン、スーザン・アンジェブランド、レイモンド・ドルーリー、トッド・ニューマンらが、X.Orgサーバが今も使うDIXとDDXの層を作った。Xlibはゲティスとロン・ニューマンの手による。
1987年9月15日のリリースには、サーバ、Xlib、xterm、uwm、xclockなど少数のプログラムと、まだ固まっていない最初のXtツールキットが入っていた。ICCCMはなく、xhost以外のアクセス制御もなく、拡張もなかった。それらはR3とR4で加わった。それでも1987年に送り出したプロトコルが今も話されているプロトコルであり、それこそが狙いだった。1988年1月には、これを守るためにMIT X Consortiumが発足した。