X Consortium
1988年から1996年までX11を管理したベンダー団体。MITライセンスの別名の一つの由来でもある。
X11が業界標準になると、どのベンダーも自社で抱え込みたくなかったし、競合に抱え込まれるのも嫌だった。その答えが、1988年にBob Scheifler所長のもとで設立されたMIT X Consortiumで、DEC、HP、Sun、IBMなど数十社の会費で運営された。仕様を書き、サンプル実装を保守し、X11R2からX11R6までをリリースした。ICCCMやXIE、そして今もすべてのサーバーにある拡張の大半もここの成果である。
1993年にMITを離れてX Consortium, Inc.となり、1996年末に解散した。権利はThe Open Groupに移り、同団体はX11R6.4を有料にしようとしたが、すぐに撤回した。遺産は現在、X.Org FoundationとXFree86の後継が受け継いでいる。ライセンス文面も同様で、「X11 License」は実質的に、コンソーシアムの名前が入ったMITライセンスである。