X.Org Server
2004年以降のX11のリファレンス実装であり、20年にわたってほとんどのLinuxデスクトップの裏で動いたXサーバー。
2004年にXFree86がライセンスを変更すると、X.Org Foundationは変更前の4.4プレリリース版をフォークし、X11R6.7として公開した。ディストリビューションは数か月で乗り換えた。次の大きな一歩は2005年のX11R7で、一枚岩だったソースツリーが、個別にリリースできる数百のモジュールに分割された。
その後、重い仕事はサーバーの外へ出ていった。モード設定はカーネルのKMSへ、描画はMesaやクライアント自身へ移った。残ったのはおおむね仲介役だ。Waylandが主流になってからはリリースもまばらで、いま活発に開発されているのは、古いXプログラムをWaylandコンポジターの下で動かすXwaylandである。