xinitとstartx
テキストコンソールからXを起動する最小限の方法。サーバーが一つ、スクリプトが一つで、セッションはスクリプトが続く間だけ生きる。
xinit はXサーバーを起動し、~/.xinitrc をそのクライアントとして実行する。スクリプトには好きなもの(数個の xterm や時計)を書き、最後にウィンドウマネージャを、できれば exec で起動する。スクリプトが終わるとxinitはサーバーを停止する。だから最終行が重要になる。ウィンドウマネージャを終了すればログアウトになり、フォアグラウンドで動かし忘れれば、デスクトップは現れて0.5秒で消える。
startx は適切なファイルを探して認証を設定する、xinitのシェルラッパーである。グラフィカルログインが当たり前でなかった1990年代のLinuxでは、Xへの標準的な入口だった。何が起動されるのかを正確に把握したい人々の間で、いまも使われている。