スキャンラインアルゴリズムは画像を上から1行ずつ処理する。アクティブエッジテーブルが現在の行と交差するポリゴンの辺を追跡し、各行でどの面が最前面かをその線上で解決する。Zバッファが十分安価になる前に隠面消去を解決した手法で、1960年代後半にWylieやWatkinsらによって定式化された。
名前の由来は、ブラウン管の走査である。画面は1行ずつ描かれていたので、画像も同じように計算するのが自然だった。ピクセルごとに光線を飛ばすレイトレーシングや、現代の三角形単位のラスタライズと違い、スキャンラインは1行全体をまとめて処理する。