ラグドールブレンディング
物理駆動のラグドールから通常のアニメーションへの遷移。たいてい難しい方向、つまり倒れたキャラクターが起き上がる場面を指す。
キャラクターをラグドールにするのは簡単だ。アニメーションを物理に差し替え、体を倒れるに任せればよい。難しいのは戻す側である。ラグドールは任意の場所で任意のポーズになっているのに対し、起き上がりアニメーションは必ず特定のポーズから始まる。そのまま切り替えれば、全身が1フレームでパチンと跳ねる。
定番の手順は、仰向けかうつ伏せかを判定して対応する起き上がりクリップを選び、キャラクターのルートを骨盤の落ちた位置へ移し、その後の数分の1秒で全ボーンをラグドールのポーズからアニメーションの最初のフレームへ補間する、というものだ。モーター付きジョイントで終始シミュレーションを続けるアクティブラグドールとは違い、こちらは物理から完全に抜ける。雑にやると、死んだはずの兵士が操り人形のように床からせり上がってくる。