オブジェクト空間
モデル自身の座標系。ワールドのどこに置くかが決まる前の、頂点が存在している場所である。
アーティストがBlenderで椅子を作ると、原点は本人がたまたま置いた場所になる。座面の中央かもしれないし、脚の間かもしれず、うっかり隅かもしれない。その点はアセットと一緒に出荷され、ファイル内のすべての頂点はそこからの相対位置で保存され、モデルが回転や拡大縮小の中心にするのもそこである。ピボットの置き場所が悪いと、ドアが蝶番ではなく中心を軸に回るので、すぐに分かる。
モデル行列が頂点をワールド空間へ運び、連鎖はビュー空間、クリップ空間へと続く。法線マップもオブジェクト空間でベイクでき、タンジェント空間のものより軽いが、別のメッシュには流用できず、スケルトンが曲がったときに表面に追従しない。