ミニマップ
画面の隅に置かれる小さな俯瞰マップ。周囲の地形、プレイヤー、知っておくべきものを表示する。
作り方は大きく2通りある。1つは、真下を向いた正射影カメラでワールドをもう一度描画してテクスチャにし、それをHUDに表示する方法。単純で常に最新だが、描画パスが丸ごと1つ増える。もう1つは、あらかじめ描いたマップ画像の上に、プレイヤー、敵、目標のアイコンだけをエンジンが置く方法で、軽く、見やすさも保ちやすい。『ディフェンダー』(1981年)にはすでにレベル全体を映す「スキャナー」があり、『Doom』(1993年)のオートマップは、見た壁だけを線で描いた。
技術的な問いより設計上の問いのほうが多い。プレイヤーに合わせて回転させるか北を上に固定するか、戦場の霧で覆うか、どこまで明かせばプレイヤーがゲームを見ずに隅ばかり見つめ出すか、といった具合だ。