ルートテーブル
倒したモンスターや開けた宝箱から何が、どのくらいの頻度で出るかを定めた、重み付きのリスト。
各行はアイテム、または別のテーブルへの参照で、重みが付いている。エンジンは重みを合計し、その範囲で乱数を振り、累計が乱数を超えるまでリストを下へたどる。行からサブテーブル(「レア武器テーブルから1つ出す」など)を指せるので、デザイナーは敵を1体ずつ触らなくても、経済全体のバランスを1か所で調整できる。『ディアブロ』(1996年)はランダムなアイテムとランダムな接頭辞・接尾辞をジャンルに押し上げ、その子孫たちは今も同じ計算を続けている。
純粋な確率は、実際には不公平に感じられる。ドロップ率1%なら、300人に1人は300回試しても何も出ない。そこで、外れるたびに確率を少しずつ引き上げる「ピティタイマー」が登場する。同じ仕組みを実際のお金で売れば、それはガチャ(ルートボックス)になり、ゲームデザイナーではなく賭博規制当局の管轄になる。