ルックアットIK
再生中のアニメーションの上に重ねて、頭・目・胴体を回し、キャラクターの視線をターゲットに追従させるIK処理。
俳優は意識せずにアイコンタクトを保つが、収録済みのアニメーションに頭が固定されたキャラクターは生気がなく見える。ルックアットIKは事後にそれを直す。基本のアニメーションを再生したあと、目・首・胸など一連のボーンをターゲット点に向けて少しずつ回す。各ボーンが小さな割合ずつ受け持つので、首が関節から無理にねじれることなく、自然に回転が分散される。
各関節は角度のコーンで制限されているため、キャラクターは頭を180度回すくらいなら、ターゲットを見失うほうを選ぶ。通常のアニメーションのあとにレイヤーとして実行される、足のIKの上半身版のような技術で、NPCがプレイヤーや互いを意識しているように見せる最も安上がりな手だ。