ロックステップ
全クライアントがまったく同じ決定論的シミュレーションを走らせ、ゲーム状態ではなく互いの入力だけを送り合うネットワーク方式。
世界の状態を流す代わりに、各クライアントが同一の決定論的シミュレーションを動かし、毎ターン、プレイヤーのコマンドだけを交換する。あるティックは、全員分の入力が揃って初めてシミュレートされる。Mark Terrano と Paul Bettner による GDC 2001 の有名な講演「1500 Archers on a 28.8」は、『エイジ・オブ・エンパイア』がこの方式を採った理由を説明した。何千ものユニットの状態を送るのは絶望的だが、数回のクリックなら当時のモデムでも間に合う。
代償は重い。シミュレーションが全マシンでビット単位に一致しなければならず(浮動小数点がこれを悲惨にする)、1人の遅れが全員を止める。のちのロールバック型ネットコードは決定性を保ったまま、この待ち時間を隠した。