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カーネルモードセッティング(KMS)

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-20

解像度やリフレッシュレート、どの出力を点灯するかといった表示モードの設定を、XサーバーのドライバーからLinuxカーネルのDRMへ移したもの。ちらつかない起動やrootless Xを可能にし、これなしにWaylandは存在できなかった。

2009年まで、Xサーバーのドライバーがユーザー空間からroot権限でディスプレイコントローラーを直接設定していた。テキストコンソールへの切り替えは毎回黒画面を伴うモード変更で、カーネルパニックは画面設定をカーネルが知らないため見えず、サスペンドからの復帰もよく壊れた。そこでDRIが描画用に使っていたカーネルのDRMが設定も担うことになった。Intelが2009年3月のLinux 2.6.29で先陣を切り、Radeonが同年、Nouveauが2010年初めに続いた。

ハードウェアはフレームバッファ、プレーン、CRTC、エンコーダ、コネクタとして記述され、/dev/dri/card0を開けるクライアントがioctlで設定する。2015年のLinux 4.2のアトミックモード設定は、構成全体を一括で切り替え、適用せず検証することも可能にした。モード切り替えがXから出たことでサーバーはroot不要となり、X.Org 1.16(2014年)がそれを活かした。汎用のmodesettingドライバーが各社のDDXに取って代わり、WaylandコンポジターはXを介さずKMSと直接やり取りする。xorg.confのモードラインは過去の思い出になった。

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