アクティビティ (KDE Plasma)
仮想デスクトップの一歩先を狙ったPlasmaの試み。「ウィンドウがどこにあるか」ではなく「いま何をしているか」を単位とし、作業ごとに専用のウィジェット、ウィンドウ、最近のファイルを持つ。
仮想デスクトップは面であり、KDE Plasmaのアクティビティは文脈である。「仕事」「自宅」「休暇の計画」がそれぞれ独自のplasmoid、壁紙、お気に入りのアプリ、最近開いた文書の一覧を持てて、ウィンドウは1つまたは複数のアクティビティに結びつけられる。構想はKDE 4.0(2008年)からあり、当時はデスクトップをズームアウトして全アクティビティをタイルとして眺める操作だったが、理解した人は少なく、数リリースでMeta+Qのサイドバーに置き換わった。Ivan ČukićがKActivitiesフレームワークと、どのファイルやプログラムがどこに属するかを追跡するデーモンを作った。
アクティビティは、プログラムごと停止して再開でき、プライベートに設定すれば何も記録されない。Dolphin、Kate、Konsoleは対応しているが、大半のプログラムは未対応だ。ここがこの概念の弱点で、仮想デスクトップとの違いは初心者にはいまだにわかりにくく、アクティビティを1つしか使わないまま15年過ごした人も少なくない。機能はPlasma 6にも残っている。