ハートボックス(やられ判定)
ヒットボックスの対になるもので、キャラクターのうちダメージを受ける側の領域。与える側ではない。
格闘ゲームは、目に見えない二つの形を分けて持つ。ヒットボックスはダメージを与える部分、つまり拳や刃や飛び道具を表す。ハートボックスはダメージを受けうる部分、つまり胴や頭や伸ばした脚を表す。ヒットが成立するのは、ヒットボックスが相手のハートボックスと重なったときであり、スプライト同士が触れたときではない。
両者を分けるからこそ、ぎりぎりの間合いが成り立つ。ヒットボックスがキャラクター自身のハートボックスより遠くまで届く蹴りは、その位置では反撃を受けずに当たる。設計者は形をフレーム単位で調整し、ジャンル全体のバランスがその置き方にかかっている。