ガンターの尺
詳細情報
- 作成者
- Edmund Gunter
- 年
- 1620年頃
- 種類
- 対数計算器具
定規に刻んだ対数目盛り。2本の長さをディバイダーで足せば掛け算になる、滑る部分のない計算尺。
ネイピアが対数を発表した1614年のわずか数年後、ロンドンのグレシャム・カレッジの教授エドマンド・ガンターは、2フィートの定規に対数目盛り「数の線」を刻んだ。対数は掛け算を足し算に変える。そのため、ディバイダーで二つの長さを順に取り、行き着いた点を読めば掛け算ができた。表もペンも要らない。
数年後にオートレッドが思いついたのは、ディバイダーをやめて、ガンターの尺を2本、互いに滑らせることだった。これが計算尺である。ガンターの名は測量にも残るが(ガンター鎖、66フィート)、こちらは別の発明だ。この尺は、電卓が現れるまで技術者が持ち歩いたあらゆる計算尺の直接の祖先にあたる。