デュアルクォータニオンスキニング
ボーンの変換を行列ではなく双対四元数でブレンドすれば、関節をひねっても潰れなくなる。
通常の頂点スキニング(リニアブレンドスキニング)は、ボーン行列を成分ごとに補間する。関節が強くねじれるまではこれで足りるが、ねじれると体積が縮み、表面が飴の包み紙のようにくびれる。肩や手首に出る、いわゆる「キャンディラッパー」アーティファクトである。
ラディスラフ・カヴァンらは2007年に、各ボーンの変換を双対四元数で表してブレンドすれば、回転が正しく保たれ体積も維持されることを示した。頂点あたりの計算は少し増えるが、結果がきれいなため、現在ではリニア方式の代替として多くのエンジンに搭載されている。