アディティブアニメーション
ポーズ全体をブレンドするのではなく、二つのポーズの差分を再生中のアニメーションに上乗せする手法。
通常のブレンドは、完成したポーズ同士の混ぜ具合を選ぶだけだ。アディティブアニメーションは違う。クリップと基準ポーズとの差分だけを取り出し、キャラクターが今まさに行っている動作の上に足す。照準の揺れ、銃の反動、呼吸といった動きを、走行サイクルを上書きせずに重ねられる。
成否を分けるのは基準ポーズである。選び方を誤ると加算の起点がずれ、手足が流れていく。正しく使えば、傾き、被弾リアクション、疲労といった小さな動きを少数の基本ループの上に積み重ねる、現代のゲームの土台になる。