dtaction
CDEのアクションデータベースと、名前でアクションを実行するコマンド。ダブルクリックも、パネルのボタンも、シェルスクリプトも、同じものを同じ方法で起動できるようにした層である。
CDEのアクションは.dtファイルの1項目で、ACTION Vi { LABEL Vi; TYPE COMMAND; EXEC_STRING vi %Arg_1%; WINDOW_TYPE TERMINAL; }のように書く。種類はコマンド、別のアクションへ転送するMAP、すでに動いているプログラムへToolTalkメッセージを送るTT_MSGのいずれか。同じファイル内のデータタイプは、ファイル名のパターンや内容をアイコンとアクションの一覧に結び付けるので、*.psには「開く」と「印刷」が付く。データベースは~/.dt/types、/etc/dt、/usr/dt/appconfig/typesから組み立てられ、個人の項目が優先される。アイコンを表示するもの、つまりdtfile、フロントパネル、アプリケーションマネージャは、すべて同じデータベースを読む。
コマンドdtaction Name fileはシェルやスクリプトからアクションを実行し、-userを付けるとパスワード入力のうえ別ユーザーとして実行する。dtcreateは構文を手で書かずにアクションとデータタイプを作るダイアログで、dtappintegrateは新しくインストールしたプログラムのファイルを適切な場所へ結び付けた。このモデルは、のちにfreedesktop.orgが.desktopファイルとMIMEデータベースとして標準化したものと実質的に同じだが、CDEはそれより十年ほど早く備えており、しかも注目する人ははるかに少なかった。