デスクトップエントリ(.desktop ファイル)
詳細情報
- 種別
- ファイル形式・仕様
- 管理元
- freedesktop.org
- 仕様
- Desktop Entry Specification
プログラムをメニューに表示させる小さなテキストファイル。名前・アイコン・コマンド・カテゴリを記述し、KDEとGNOMEが最終的に歩み寄った形式である。
Linuxのアプリケーションメニューの項目は、すべて /usr/share/applications またはユーザーの ~/.local/share 以下にある、拡張子 .desktop のファイルだ。形式はINIファイルに似ており、[Desktop Entry] グループの中に Name、Exec、Icon、Categories、MimeType といったキーを書く。翻訳は同じファイル内に Name[ja]= のように並べ、コマンドラインの %f のようなプレースホルダが開くファイルの挿入位置を示す。リンク、メニューのディレクトリ、ログイン時の自動起動にも同じ形式が使われる。
起源は1990年代後半のKDEの .kdelnk ファイルで、GNOMEが少し違う形で真似し、のちにfreedesktop.orgが各種の差異を Desktop Entry Specification に統合した。デスクトップ仕様の中でも珍しく、ちゃんと機能しているものの一つである。FlatpakやSnapはアプリの .desktop を書き出し、Waylandコンポジタもそのまま読む。キー名を打ち間違えると desktop-file-validate が文句を言う。