デシベル
2つの量の比を対数で表したもの。最もよく使われるのは音の大きさの場面だが、音量の単位ではない。
「ベル」は1920年代にベル電話研究所が電話線の損失を測るために導入し、アレクサンダー・グラハム・ベルにちなんで名づけられた。その10分の1が標準の単位になった。式は、電力比なら10·log10、振幅比なら20·log10である。だから+3dBは電力が2倍、+6dBは電圧が2倍を意味する。
デシベルは、何と比べているのかが分からなければ何も語らない。だから接尾辞が山ほどある。デジタルのフルスケールに対するdBFS、0.775Vに対するdBu、聴覚の閾値に対するdB SPLといった具合だ。基準なしに「90デシベルを記録した」と言うのは、「3倍だった」と言うのとあまり変わらない。