浮力
物体を水面に浮かせる上向きの力で、押しのけた流体の重さに等しい。アルキメデスの原理をゲームの水に応用したもの。
船が浮くのは、押しのけた水のほうが船自身より重いからだ。これを厳密に再現するには高価な流体力学が必要になるので、ゲームでは手を抜く。船体にいくつかの判定点を置き、水面(正弦波やゲルストナー波、あるいはハイトマップ)との位置関係を調べる。水面下にある点には、沈んだ深さに比例した上向きの力と、動きを減衰させる抗力を加える。点を増やせば揺れは安定するが、そのぶん計算コストも増える。この手法一つで、操縦できるボートも、漂う残骸も、溺れるプレイヤーも成り立つ。流体のセルは一つもシミュレートしていない。