ベントノーマル
周囲のジオメトリに最も遮られていない方向をピクセルごとに記録したもので、環境光を近くの面に応じて変化させるために使う。
通常のアンビエントオクルージョンは暗くするだけで、どれだけ遮蔽されているかは分かっても、開けた空がどちらにあるかは分からない。ベントノーマルはまさにその方向、つまり半球上の遮蔽されていないレイの平均を記録する。幾何学的な法線の代わりにこれでライティングすると、隙間の環境光は面した壁ではなく、開口部の側から取り込まれる。
多くはAOマップと一緒にオフラインでベイクされ、同じテクスチャセットにまとめられることも多い。くぼみの中の反射やスペキュラオクルージョンの見え方も改善する。効果は控えめだが、AOだけだと深い凹部が一様なグレーで平板に見える問題を解消してくれる。