アンビエントオクルージョン
周囲からの拡散光が各点にどれだけ届くかを近似する手法で、隙間や角は近くの形状に光を遮られて暗くなる。
実際の光源を計算することなく接触面の影と立体感を加えられるため、他のライティングに添える安価な味付けとして重宝される。映像制作では1990年代からオフラインで焼き込まれていたが、リアルタイム化の転機は2007年のCrysisでCrytekが導入したSSAO(スクリーンスペース・アンビエントオクルージョン)で、ピクセルごとに深度バッファだけを読む。
SSAOは粗くノイズが出やすいため、後にHBAOやGTAOのように法線と水平線角度までサンプリングする改良版が登場した。いずれもGバッファを参照するので、ディファードパイプラインとは相性がよい。