Xpra
詳細情報
- 作者
- Nathaniel Smith、Antoine Martin
- 公開年
- 2008
- 種類
- X向けリモートウィンドウ
- ライセンス
- GPL
- 公式サイト
- xpra.org
- ソースコード
- github.com/Xpra-org/xpra
端末に対するGNU screenの、ウィンドウ版。プログラムは誰も見ない仮想Xサーバー上で動き、好きな場所に表示でき、切り離しても再接続できる。
Xpraは2008年、Nathaniel SmithがPythonで書いたウィンドウマネージャーの実験「parti」の一部として始まり、その後Antoine Martinが引き継いで独立したプロジェクトに育てた。プログラムは誰も見ていないXvfbかXdummy上で動く。そのサーバー上でXpra自身がウィンドウマネージャーとなり、すべてのトップレベルウィンドウのピクセルを読み出してクライアントへ送る。クライアントでは各プログラムが手元のデスクトップ上の普通のウィンドウとして表示され、「デスクトップの中のデスクトップ」にはならない。クライアントが切断してもプログラムは動き続け、別のマシンからxpra attachすれば続きから再開できる。
接続が切れるとプログラムも死ぬSSH越しのX11や、常に画面全体を見せるVNCとはここが違う。新しい版では、ウィンドウの動きにH.264やVP9の圧縮を使い、音声のストリーミング、クリップボード同期、ブラウザで動くHTML5クライアントまで備える。回線を流れるのは描画命令ではなくピクセルなので、Xの本来の優雅さは失われているが、ホテルの貧弱なWi-Fiでも動く。