NX (NoMachine)
詳細情報
- 開発者
- NoMachine(ジャン・フィリッポ・ピンザーリ)
- 公開年
- 種別
- X11向けリモートデスクトップ
- ライセンス
- GPL(NX 1〜3)、プロプライエタリ(NX 4以降)
- 公式サイト
- nomachine.com
パケットを小さくするのではなく、往復通信そのものを減らすことで、XプログラムをモデムやADSLでも使えるようにした技術。
イタリアのNoMachine社は、圧縮だけでは効果がないとLBXが示した後の2003年にNXを公開した。工夫は、リモートマシン上に置いたローカルXサーバーnxagent(Xnestがベース)で、プログラムはこれと遅延なしにやりとりする。nxagentとユーザーのコンピュータの間は、両端のnxproxyを通じたNX独自のプロトコルで結ばれ、前回の状態との差分だけを送り、画像とフォントはディスクにキャッシュし、プログラムが実際には気にしない応答はローカルで返す。通信量は100分の1になることも珍しくなく、40kbit/sでもセッションが成り立った。
中核ライブラリはGPLで公開され、2004年のFreeNXや後のX2Goを生んで、どちらもその上に完全なリモートデスクトップを築いた。2013年のNX 4でNoMachineはXリクエストではなく画像を送る独自の非公開プロトコルに移行した。X2Goは自由なバージョン3のコードで続いており、元のアイデアの最後の生きた系統になっている。