XCB
詳細情報
- 開発者
- Bart Massey
- 公開
- 2001年
- 種類
- Cライブラリ
- ライセンス
- MIT
- 前身
- Xlib
Xプロトコル向けの薄い非同期Cライブラリ。Xlibに代わって、あらゆるものの土台になった。
バート・マッシーは2001年にポートランド州立大学でX C Binding(XCB)に着手した。狙いはXlibの最悪の癖、つまり多くの呼び出しがサーバーの応答までブロックし、待つたびにネットワークの往復が丸ごと発生する点だった。XCBではリクエストが「クッキー」を返し、答えが本当に必要になった時点で初めて引き換える。このため多数のリクエストを同時に飛ばしておける。
ライブラリを手で書く人はいない。コアプロトコルと拡張はXML(xcb-proto)で記述され、Cのコードはそこから生成される。2000年代半ば以降はXlib自体がXCBの上で動いているため、ほぼすべてのXプログラムが、意識せずにXCBを使っていることになる。直接使うのは主にi3やawesomeなどのウィンドウマネージャーで、節約されたミリ秒が体感できるからだ。