Xvfb
詳細情報
- 種別
- Xサーバー
- ライセンス
- MIT
画面を持たないXサーバー。描画はすべてメモリ上に行われ、誰も見ていない場所でGUIプログラムを動かせる。
X Virtual Framebufferは1990年代からX配布物に含まれており、表示以外は通常のXサーバーと同じことをする。ウィンドウもフォントも拡張機能も普通に動くが、ピクセルはRAM上のバッファに溜まり、必要ならファイルに書き出せる。プログラムの側は違いに気づかず、DISPLAY=:99 を開いて描画を続ける。
珍品に思えるが、実際には働き者だ。GPUのないビルドサーバーでブラウザテストやスクリーンショット取得を行ったり、ディスプレイがないと起動を拒むインストーラーをなだめたりするのに使われる。Debianの xvfb-run は、サーバーの起動、コマンド実行、後片付けまで一括で行う。ChromeやFirefoxのヘッドレスモードで出番は減ったが、不要になったわけではない。