vtwm
Virtual twm。画面より大きなデスクトップと、そこを移動するためのミニチュアの地図を備えたtwm。
1990年ごろ、tvtwmと並んで登場し、ほぼ同じ方法で同じ問題を解いた。作業空間が複数の画面分に広がり、小さな「Virtual Desktop」ウィンドウが全体を縮小して見せる。地図をクリックまたはドラッグすると、視点が移動する。時計やターミナルのように、どこへ行っても付いてきてほしいウィンドウは、f.nailで所定の位置に固定できた。
vtwmには「ドア」も加わった。デスクトップ上の決まった場所へ直接ジャンプする小さなボタンで、名前付きワークスペースの先駆けといえる。設定はtwm独自のテキスト形式で、構文も不親切なエラーメッセージもそのままだ。誰も予想しなかったほど長く保守され、今も複数のBSDのportsツリーに残っている。角張った枠線を持つタイムカプセルである。