tvtwm
Tom's Virtual twm。画面より広いデスクトップと、そこを移動するための小さな地図をtwmに付け足したもの。
twmを土台にしたtvtwmは、仮想デスクトップを備えた最初期のUnix用ウィンドウマネージャの1つだ。後のワークスペース切り替えとは異なり、数画面分の広さを持つ1枚の巨大な面があり、モニターはその上を滑らせるビューポートとして働く。全体を縮小表示するパンナーウィンドウの中でドラッグすると、見る場所を移せた。
これを実現するため、tvtwmはルートウィンドウとアプリケーションの間に巨大なウィンドウを挟み、__SWM_VROOT プロパティで目印を付けた。その結果、自分がルートに描いていると思い込むプログラム、つまりスクリーンセーバーや xsetroot、背景設定ツールなどは、仮想ルートの背後に描いてしまい何も見えなくなった。解決策はヘッダファイル vroot.h で、偽のルートを探すためにプログラムがそれを取り込んだ。このパッチは今もxscreensaverが引き継いでいる。