UNIGINE
トムスク発のエンジン。多くの人にはGPUベンチマークのHeavenとして知られるが、実際に使われているのは主にシミュレータや産業用途である。
UNIGINEは、シベリアの大学都市トムスクにルーツを持つ会社が開発している。一般に知られるようになったのは2009年、無料のベンチマークHeavenを通じてで、DirectX 11のテッセレーションを見せた最初期のショーケースの1つだった。続いてValley(2013年)、Superposition(2017年)が出た。これらはオーバークロッカーやレビュアーの定番ツールとなり、ほとんどのエンジンが羨むような宣伝効果を得た。
同社自身の戦略ゲームOil Rush(2012年)のようなゲームもあるが、主な顧客は訓練用や乗り物のシミュレータ、防衛、デジタルツインである。そこでの目玉は倍精度の座標で、原点から遠く離れてもジオメトリが震えないまま、惑星規模のワールドを成立させられる。UnityやUnrealは長らく回避策でこの問題をしのいできた。