Sutherland–Hodgman法
凸な領域に対してポリゴンをクリッピングするアルゴリズム。外側にある部分を一辺ずつ削り取っていく。
Ivan SutherlandとGary Hodgmanが1974年に論文「Reentrant Polygon Clipping」で発表した。発想はパイプラインで、ポリゴンをまず一つの平面でクリップし、その結果を次の平面へ渡し、クリップ領域のすべての辺を処理し終えるまで繰り返す。ポリゴンの各辺は「両端が内側」「両端が外側」「片方ずつ」の4通りのどれかになり、どの頂点を通すか、どこに新しい頂点を作るかが決まる。
クリップ領域は凸でなければならない。凹な入力では境界に沿って退化した辺が残ることがあるが、ラスタライザではまず問題にならない。この手法は、三角形が視錐台のニアプレーンをまたぐ場面で今も使われ、Box2Dのような物理エンジンでは、入射面を基準面の側面でクリップして接触マニフォールドを作るのに使われている。