Spaces (macOS)
詳細情報
- 開発元
- Apple
- 公開年
- 2007
- 種類
- 仮想デスクトップ
- 後継
- Mission Control(2011)
2007年のMac OS X Leopardで登場したAppleの仮想デスクトップ。ゼロックスPARCで発想が完成してから20年後のことだった。
Mac OS X 10.5 Leopardは「300の新機能」をうたったリリースで、Spacesは人々の働き方を実際に変えた数少ない機能の一つだった。最大16個のデスクトップのグリッド、F8で開く概要画面(ウィンドウをドラッグして移せる)、アプリを特定のデスクトップに固定する設定が使えた。メールはいつも2番の部屋で開く、というわけだ。Unixのデスクトップには1980年代から同じものがあり、ゼロックスPARCの Rooms は1986年にすでにこれを記述していたが、多くのMacユーザーにとってはこれが初めてだった。
2011年のLionで、SpacesはExposéとDashboardとともにMission Controlに統合された。グリッドは画面上部の帯になり、フルスクリーンのアプリはそれぞれ専用のデスクトップを得て、2013年のMavericksからはディスプレイごとに独立したセットを持つようになった。メニューからSpacesの名前は消えたが、言葉としては残った。Windowsは2015年にタスクビューで追いついた。1980年代からGUIデスクトップを売っていた2社が、vtwm が1990年頃にできたことを追加するのに、ほぼ30年かかった計算になる。