Alt+Tab
開いているウィンドウを最近使った順に巡るキーの組み合わせ。一度押せば、直前までいた場所に必ず戻れる。
Windowsには1980年代からこの組み合わせがあったが、画面中央に移動先のウィンドウのアイコンとタイトルを出す枠が付いたのは、1992年のWindows 3.1からで、内部ではCoolSwitchと呼ばれた。肝心なのは順序だ。重なり順(それを巡るのはAlt+Esc)ではなく、最後にフォーカスがあった順になる。そのため一度押すと直近の二つが入れ替わり、10回のうち9回はそれで足りる。Altを押し続ければ、履歴をさらにさかのぼれる。
Macintoshは1998年にCmd+Tabを得て、Mac OS X 10.3で大きなアイコンの列になった。X11では挙動はウィンドウマネージャーに属し、kwmは当初から備え、EWMHがパネルから_NET_ACTIVE_WINDOWで同じ切り替えを要求する手段を与えた。以後の時代も手を加え続けた。VistaのFlip 3D、Compizの回転リング、Windows 10の小さなデスクトップ付きタスクビューなどだが、実際の切り替えは、枠が出る前に軽く叩いて済ませることがほとんどである。