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スクロールレジスタ

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-26

古いグラフィックチップにあるレジスタで、画面より大きな背景の上で表示窓をずらす。タイルを一枚も描き直さずに、画面がなめらかにスクロールする。

初期のゲーム機には、毎フレーム画面全体を描き直す余裕がなかった。そこでグラフィックチップは、画面より広い背景と、どの部分を映すかを指すレジスタを持っていた。NESのPPUの $2005、C64のVIC-II、メガドライブのVDPがそれだ。このレジスタを毎フレーム1ピクセルずつ進めれば、ハードウェアだけで、ほぼ無料でなめらかな横スクロールが得られた。ラスタ割り込みでフレームの途中に値を戻し、プレイフィールドが動く間もステータスバーだけ固定する使い方も多かった。『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)を可能にしたのはこのレジスタであり、デモシーンは設計者の想定を超える流麗なエフェクトにまで使い込んだ。

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