ローリングリザーブ
将来のチャージバックの担保として、アクワイアラーが各入金の一部を一定期間留保しておく仕組みだ。
アクワイアラーは数日のうちに加盟店へ入金するが、顧客は数か月にわたって購入に異議を申し立てられる。その間に加盟店が倒産すれば、返金分はアクワイアラーが被る。そこで各入金の、たとえば10%を90日や180日のあいだ預かる。留保分は一日分ずつ順に解放されていく。「ローリング(rolling)」の名はそこから来ている。
影響が最も重いのは、旅行会社、イベント主催者、サブスクリプション事業者、実績のない新規加盟店など、納品よりずっと前に代金を受け取る業種だ。若いネットショップでは運転資金がそっくり飲み込まれることもある。StripeやPayPalのようなペイメントファシリテーターが予告なしに課した例も多く、怒りに満ちたフォーラムのスレッドという一つのジャンルを生んだ。