ポータルレンダリング
世界を「ポータル」でつながった部屋に分け、カメラに実際に見えるポータルだけを通して描画する手法。
シーンはセル(部屋)に分割され、隣り合うセルは開口部にあるポリゴン、すなわちポータルでつながる。描画はカメラのいるセルから始まり、見えているポータルを再帰的にたどりながら、視錐台をポータルの輪郭でクリップしていく。戸口が画面外なら、その先の部屋は一度も訪問されない。
この方法は厳密で、1990年代中ごろの密な屋内空間に向いていた。Descent(1995年)は全ジオメトリを連結したセルで構成し、UnrealやPreyなどのエンジンも可視性判定にポータルを使った。すべてがすべてを見通す開けた屋外シーンでは、ほとんど効果がない。