NRPN
Non-Registered Parameter Numberの略。コントローラー番号128個では足りないMIDIで、アドレスと値を複数のメッセージに分けて送り、より多くのパラメーターを扱う仕組み。
NRPNの変更は、短いコントロールチェンジの連なりで行う。CC 99とCC 98でパラメーター番号を選び、CC 6とCC 38で値を送る。通常のCCが7ビットなのに対し、14ビット分解能で16,384個のアドレスを扱える。対になるRPNはCC 101とCC 100を使い、規格自体が定めるパラメーターに使われる。たとえばRPN 0はピッチベンドレンジである。
洗練された仕組みとは言いがたい。つまみを1回動かすたびに4つのメッセージが流れ、31.25 kbit/sのケーブルでは帯域を食う。途中に別のCCが割り込んだり、受信側が送信の途中で電源を入れたりすると、値が別のパラメーターに入ってしまう。NRPN 1234が何を意味するかはメーカー次第である。MIDI 2.0はこの2つを、32ビットの値を持つ単一のメッセージに置き換えた。