MIDI
詳細情報
- 公開
- 1983年
- 種類
- プロトコル
- 公式サイト
- midi.org
楽器同士が会話するためのプロトコル。音そのものは一切運ばない。
MIDIが記述するのは音ではなくイベントだ。「鍵盤60をベロシティ100で押した」「鍵盤60を離した」「つまみ7を90に回した」といった具合である。だからMIDIファイルは数キロバイトで済み、同じ内容の録音は数十メガバイトになる。また、どのシンセが解釈するかで同じファイルがまったく違う音になる。規格はRoland、Sequential Circuits、ヤマハ、コルグが共同で策定し、1983年に発表された。競合各社がそれぞれ独自方式を作る代わりに、一つの形式に合意したのである。
息の長さは驚異的だ。元の仕様は40年を経てもほとんど変わらず、DINコネクターはUSBに置き換わったがその下のプロトコルは同じで、現代のDAWもすべてこれに立脚している。2020年にはより高分解能なベロシティと双方向通信を備えたMIDI 2.0が登場したが、後方互換性は必須要件とされた。