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_NET_CURRENT_DESKTOP

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-22

現在どの仮想デスクトップが表示されているかを示すルートウィンドウのプロパティ。EWMHのワークスペース関連プロパティ群の要。

仮想デスクトップは、標準化よりずっと前から tvtwm、FVWM、CDE に存在した。だが数え方はウィンドウマネージャごとにばらばらで、別プロジェクトのページャでは表示できなかった。そこでEWMHは、小さなプロパティの束をルートウィンドウに置いた。_NET_NUMBER_OF_DESKTOPS は総数、_NET_CURRENT_DESKTOP は現在見えているもの(0始まり)、_NET_DESKTOP_NAMES はUTF-8の名前を示す。_NET_DESKTOP_VIEWPORT は、FVWMの流儀で各デスクトップを画面より大きくするウィンドウマネージャのためにある。各ウィンドウ側では _NET_WM_DESKTOP が所属先を記録し、値 0xFFFFFFFF は「全部」を意味して、これが sticky ウィンドウの表現になる。

これらのプロパティはウィンドウマネージャが所有し、他者は読むだけだ。デスクトップを切り替えたいページャは、型 _NET_CURRENT_DESKTOP の ClientMessage をルートに送り、ウィンドウを3番に移すなら同じ要領で _NET_WM_DESKTOP を送る。GNOMEのワークスペース切替が Openbox を、単体のページャが KWin を操作できるのは、どちらも相手がどのウィンドウマネージャか知らないからである。すべてがルートウィンドウのプロパティに乗っているため、ルートウィンドウのないWaylandにこのモデルが引き継がれなかったのも当然だ。

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