マルチバッファリング(MBX)
1989年に DEC が作った、ダブルバッファリング、3枚以上のバッファ、ステレオ表示のための X 拡張。標準にはならなかったが、のちの DBE がより簡単に実現するものを先に示した。
アニメーションをXのウィンドウに直接描くとちらつき、コアプロトコルでの対処はピクスマップに描いてコピーすることだけだった。そこで DEC の Jeffrey Friedberg、Larry Seiler、Jeff Vroom がマルチバッファリング拡張を提案した。ウィンドウに複数のバッファを持たせ、XmbufCreateBuffers で作る。各バッファは描画先となるドロアブルで、XmbufDisplayBuffers がどれを表示するかを複数ウィンドウ分まとめて切り替える。名前のとおり、2枚より多いことが要点で、プログラムは数フレーム先まで描いてタイミングよく再生できた。同じ仕様にはステレオも含まれ、XmbufCreateStereoWindow が左目用と右目用を提供した。