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X拡張(X extension)

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-24

コアプロトコルを一度も変えないまま、X11を40年近く成長させてきた仕組み。

プロトコルのバージョンは1987年からずっと11である。以来加わったもの、すなわち非矩形ウィンドウ、共有メモリ、アンチエイリアス付きテキスト、マルチモニター、コンポジット、OpenGLは、すべて拡張として提供された。拡張には名前があり、独自のリクエスト群を持つ。クライアントは名前を添えて QueryExtension を送り、メジャーオペコードと、その拡張が使うイベント・エラー番号の先頭を受け取る。サーバーが対応していなければ、その旨の返答が来る。以降、拡張のリクエストは他と同じ接続上を流れる。

この設計のおかげで古いクライアントは動き続け、新しいクライアントは機能が欠けていれば代替手段に退避できた。サーバーが何を提供しているかは xdpyinfo で一覧できる。代償として、実際の「X11」とは古さも品質もまちまちな五十ほどの拡張の集合体になり、互いに重複するものや、ついに満足に動かなかったものもある。Waylandはこの発想を受け継いだが、荷物は引き継がなかった。そこでは最初からプロトコル全体が差し替え可能な拡張で組まれている。

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