MIDIショーコントロール(MSC)
劇場やライブイベント向けのMIDI拡張。照明卓、音響、舞台機構がキューのコマンドを共有できる。
MSCは1991年にMIDI規格団体に採択され、MIDIマシンコントロールと同様にユニバーサル・リアルタイムSysEx上で動く。ノートの代わりにGO、STOP、RESUMEなどのコマンドと、キュー番号、機器の種類(照明、音響、機構、映像、火薬)を運ぶ。照明卓が灯りを点ける瞬間に、音響のキュー42を鳴らすことができる。
この規格には確認応答も安全保証も定められていない。受け手が火薬装置となると、これはかなり痛い欠落である。実際には、MSCは起動までを任され、確認は人間が行うことになる。新しい設備ではOpen Sound Controlやベンダー独自のプロトコルによるネットワーク制御に移る例も多いが、MSCは多くの照明卓に今も残っている。