MIDIマシンコントロール(MMC)
再生・停止・録音・早送りといったトランスポートボタンを伝えるMIDIメッセージ。ある機材から別の機材を操作できる。
MMCは1990年代初めにMIDI仕様へ加わった。当時のスタジオではテープレコーダー、ADATデッキ、初期のシーケンサーソフトが混在しており、全部を一組のボタンで操作したいという要望があった。コマンドはユニバーサル・リアルタイムSysExとして送られるので、新しいコネクターなしに通常のMIDIケーブルで運べる。再生や停止のほか、パンチイン、パンチアウト、指定したタイムコードへ巻き戻すロケートもある。
MMCが伝えるのは機械に何をさせるかだけで、現在位置は伝えない。位置はMIDIタイムコードが担うため、両者は組で使われることが多く、MMCがリモコン、MTCが時計の役を果たす。現在は、これに対応するDAWやハードウェアレコーダーに残る程度で、コントロールサーフェスはMackie Controlを話すのが普通になっている。