IRCAM
詳細情報
- 創設者
- ピエール・ブーレーズ
- 設立
- 1977年
- 種類
- 研究機関
- 公式サイト
- ircam.fr
フランス政府がピエール・ブーレーズに与えたパリの音響・コンピューター音楽研究所で、現在の音楽ソフトウェアの意外に多くがここを源流とする。
Institut de recherche et coordination acoustique/musique(音響音楽研究調整機関)は1977年、ポンピドゥー・センター前の広場の地下に開設された。街の騒音を避けるため一部が地下に造られている。作曲家とエンジニアを同じ部屋に置くという発想で、初期の成果にジュゼッペ・ディ・ジュニョが1981年に開発したリアルタイム音声プロセッサー4Xがある。曲の演奏中に生の演奏者の音を変換できた。
この4Xを制御するため、ミラー・パケットは1980年代にボックスを線でつなぐグラフィカルなプログラムを書いた。名前はマックス・マシューズにちなんでMaxといい、のちに商用のMax/MSPとなった。研究所はその後、空間音響のSpatやアルゴリズム作曲環境OpenMusicなども公開している。エリート主義という評判もあるが、内部の人々はあまり気にしていないようだ。