ミラー・パケット
MaxとPure Dataの両方を書いた数学者。コンピュータ音楽に、ボックスとパッチケーブルという流儀をもたらした。
パケットは1980年代後半、パリのIRCAMでMaxを書き、マックス・マシューズにちなんで名付けた。音楽家がコードを打つのではなく、画面上のボックス同士をケーブルでつなぐことでプログラムする、というモジュラーシンセのパッチングに近い発想である。商用の系統はMax/MSPとなり、現在はCycling '74が所有している。
1996年にはカリフォルニア大学サンディエゴ校で、Pure Dataを一から作り直した。核となる発想は同じだが、オープンソースで、音声・映像・データを1つのグラフで扱える。Pdはインスタレーションやゲーム、組み込みシステムの中で今も使われている。電子音楽の教科書も著しており、オンラインで無料で読める。